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認知症の予防はよく噛むことから
コラム
2023.05.15

認知症の予防はよく噛むことから

よく噛むことは、認知症の予防にもなるそうです。朝、パン食をしている方はお米に変えるだけで、咀嚼数が格段に増えます。きちんと「よく噛む」ことを意識すれば、さらに効果が上がるでしょう。ご飯一口で50回噛むことを試みてください。口の中に唾液がたくさん貯まり、この唾液が体に良い影響をもたらすのです。

唾液に含まれている唾液ホルモンのパロチンが、「骨や歯の石灰化を防ぐ」「骨格の発育促進」「血液中の白血球増加」「皮膚や爪の細胞分裂の促進作用」「整腸促進作用」など様々な働きを持っています。さらに、唾液に含まれる消化酵素のラクトペルオキシターゼは、活性酸素の除去作用や、食品添加物や食品に含まれる農薬や環境ホルモン等の有害物質を、素早く分解する働きがあります。

噛むことで脳の『海馬』の機能が活性化したり、大脳皮質の運動野と呼ばれる部位が活性化することが判明しています。海馬は外からの情報を記憶する脳の器官で、アルツハイマー型認知症ではこの機能が低下していくと言われていますから、よく噛むことで機能低下を予防することができます。また、咀嚼は脳の血流を増大させます。血管型認知症は脳の血流悪化によるものですから、「よく噛むこと」はこの型の認知症対策にもなります。