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脳内ホルモン「パロチン」ってなに?
コラム
2023.05.13

脳内ホルモン「パロチン」ってなに?

パロチンとは

唾液腺ホルモンの一種で唾液から分泌される人が本来持っている天然の成分。赤ちゃんや幼少期のお子さんが何もしなくてもヨダレが出てくるのはパロチンの分泌が盛んという証なんですって!ベビースキンと称されるようにお肌もツルツルですよね。しかし20歳を過ぎたあたりから、「よく噛む」という行為がないと分泌されなくなっていきます。

ロイヤルゼリーから発見された「類パロチン」

パロチンは人由来の成分ですが、ロイヤルゼリーの中にほぼそっくりな成分が岐阜薬科大学の研究で発見され、「類パロチン」と呼ばれています。高価なロイヤルゼリーなのに加えて大量に食さないといけないので、医薬品やサプリメントとして商品化されるようになりました。忙しくてゆっくり噛んで食事する時間のない人や喉が渇きやすい、口の中が乾燥する、と感じる人はサプリメントを利用するのも良いでしょう。

パロチンと美肌の関係

パロチンが若返りホルモンと呼ばれるほどの美肌との関係といえば、パロチンには体内の壊れた細胞組織を修復する作用があり、特に各器官や皮膚、筋肉、目などの「粘膜」を強化してくれるそうです。
早食い癖が治らない!という人は、梅干やレモンなどの酸っぱいものを食べたり、耳たぶの2~3cm下の指で押すと少し痛くなる部分を刺激しても分泌されるそうですよ。常に口の中も潤ってパロチンがたくさん分泌されていれば喉が痛くなることも防げますし、同時にお肌も潤うということ!ベビースキンも取り戻せそうですよね。