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よく噛んで食べると効果的!若返りホルモン「パロチン」とは
コラム
2023.05.22

よく噛んで食べると効果的!若返りホルモン「パロチン」とは

食べ物を噛むときに出る唾液。その唾液からは「パロチン」という唾液腺ホルモンが分泌されます。このパロチンは成長ホルモンの一種で、体の中を若々しく保つ働きを持っているといわれています。また、骨や歯の再石灰化を助けたり、肌の新陳代謝を活発にしたりする働きも。肌の新陳代謝が活発になれば、シミやシワを防ぎ、アンチエイジングにも高い効果が期待できます。

パロチンを効果的に分泌させるには

若返りホルモン「パロチン」を分泌させるために大切なのは、食べるときによく噛むこと。食事の際は、一口につき30回を目安にしっかり噛むように心がけましょう。また、食べながら飲み物を飲むとあまり噛まなくても食べ物を飲み込めてしまいます。食事中の水やお茶は少なめにするとよいでしょう。よく噛んで食べることは、パロチンの分泌だけでなく、血糖値の急上昇をおさえて食べすぎ防止にもつながります。

パロチンの美肌効果

パロチンが若返りホルモンとよばれるのは、体内の壊れた細胞組織を修復する働きがあるため。とくに皮膚や筋肉、目などの粘膜を強化し、肌再生のターンオーバーを活発にし、シミ・シワに効果的といわれています。その効果は高く評価され、白内障や更年期障害の治療薬としても使われています。また、粘膜も強化するので、きれいな唇を保つためのホルモンだといえるでしょう。美容によいといわれるローヤルゼリーにもパロチンに似た成分が含まれ、「類パロチン」とよばれています。よく噛んで食べるだけで美肌に近づけるなんて驚きです。よく噛むことは、口周りの筋肉を鍛えるため小顔効果も期待できます。日頃、食事スピードが早めな人は、意識して「噛む」ことを心がけてみてください。