冬になると、唇の乾燥が気になりますよね。ひび割れたり、ガサガサの唇は、恋する女子の大敵!でも唇の荒れは隠したくても隠せません。乾燥対策にはリップクリームが定番ですが、実は必ずしもそれが正解ではないのです。時にはリップを塗ることで、乾燥を悪化させる可能性も。ガサガサの唇にすべきこと・してはいけないことをご紹介します。
1.唇を舐めない
ついクセでやってしまう人もいますが、唾液には唇を乾かす消化酵素が含まれています。余計唇が乾いてしまうので、舐めないようにしましょう。
▽ 対策→<きゅうりパック>
舐めるかわりに、きゅうりパックをしましょう。きゅうりを薄く切って、唇にのせてください。きゅうりの水分が乾いた唇の切れ目を潤し、乾燥を和らげます。
2.唇の皮をむかない
唇の上のはげそうな皮は、ついむいてしまいたくなりますよね。しかし唇の皮には、自然に唇を保護する作用があります。無理にむくと、ひび割れを起こしたり、痛みを伴う感染症になる可能性があります。気になってもむかないようにしましょう。
▽ 対策→<けずりとる>
黒砂糖と水を混ぜたものを作り、唇が柔らかくなるまで塗りこんでください。こうすることで、唇の乾いた余分な皮が自然にとれます。また、リップスクラブでマッサージしてもよいでしょう。
3.リップクリームにだまされない
いまやリップクリームは乾燥対策の定番。良い香りのするものや、色付きのオシャレなものなど、種類も豊富ですよね。しかしリップクリームは種類によっては効果がありません。唇の水分量があまり増えないどころか、唇に湿気が入るのを防いでしまいます。さらにより悪いのが、メントールやペパーミントを含んでいるリップ。これは乾燥を防がないどころか、刺激して症状を悪化させます。
▽ 対策→<薬用リップクリームをつける>
お風呂やシャワーに入った後に必要な水分や油分を補充するのに最適なのが、薬用リップクリームです。またゴマ油を2、3滴つけてみてください。ビタミンA(BとE)が豊富なので、唇を潤します。
4.酸性のものを食べたり飲んだりしない
オレンジジュースのような酸性の食品は、乾燥した唇をより刺激してしまい、症状を悪化させます。
▽ 対策→<たくさん水を飲む>
水をたくさん飲めば、体内の水分量が適切になります。体内の水分量を保っておくと、ビタミンB、鉄分が満たされ、唇の血色が良く、潤って見えるようになります。